2019年8月10日土曜日

#5 一挙両得

お久しぶりです。Yamatoです!

8月のオーストラリアは毎日とても寒く、夏の日本の暑さがうらやましく感じてます。

さて、今月もEssendon Honda はありがたい事に毎日休む暇がないくらい忙しいです。

最近はほぼ一人で仕事をさせてもらっております。一日の中でやらせていただく仕事はサービスがほとんどですが、たまに通常の修理やリコール対応なども行ってます。


ある日、アコード(日本だとインスパイア)の170,000kmサービスをしていた時にオイルパンの底に大量のオイルが付着しているのを発見しました。


右上のねじ穴がオイルドレインホール
私はこれを発見した時、ホンダ車にありがちなシリンダーヘッドカバーからのオイル漏れかと思ったのですが、オイルをよく観察してみたらエンジンオイルほど汚れていなく、匂いがエンジンオイルに比べてもっと刺激臭で金属臭が激しくパワーステアリングフルードっぽかったのでたどってみました。

すると、予想どおりパワーステアリングポンプからのオイル漏れを発見しました。
画像中央に位置するのがパワーステアリングポンプ
この世代のホンダ車(ユーロアコード、CR-V、FDシビック)は経年劣化などの影響で今の時期にパワーステアリングフルードの漏れが起こりがちな印象です。

パワーステアリングフルードが漏れを起こすと、ハンドル操作が重くなったり、目一杯ハンドルを切ると振動を感じたりとドライバーが運転に不安を感じてしまいます。

したがって今回はパワーステアリングポンプのオーバーホールの見積もりをお客様に出し、後日オーバーホールを実施しました。

また整備をするときはしっかり観察し考える事が重要であると思います。



今月は燃料フィルターの交換が特に多かった印象です。

Essendon Hondaでは燃料フィルターは過走行車のサービスで交換をお勧めしています。

日本では車は10万キロ走ると新しい車に乗り換えする方が多いイメージですが、オーストラリアでは毎日のように10、20万キロ越えやたまに60万キロ越えの車なども入庫してきます。

ある日ホンダJazz(日本ではFit)の燃料フィルターの交換をしました。この車は走行距離1万キロで過走行車ではないのですが、お客様曰く結構な頻度で一回のスタートでエンジンがかからないとの事で数日前に他のワークメイトが故障探求をしたところ燃料ポンプの調子が悪い事が判明しました。
燃料ポンプは燃料フィルターの中に入っているので、保証で燃料フィルターごと交換しました。

また燃料フィルターは燃料タンクと一緒についています。


ホンダの一部の車(Jazz/Fit、HR-V/VESEL、City/Grace、軽自動車など)はセンタータンクレイアウトを採用しています。

燃料タンクは一般的に後部座席の下に位置するのですが、それを車の中心の運転席と助手席の下に配置する事によって後部座席を広く出来たり、低床にする事が出来ます。

よって上の写真のから分かる通り燃料フィルターをパーキングブレーキレバーの場所から取り出します。

左が新品、右が取り出した物
通常は中身のポンプだけ新しいフィルターに移し替えるのですが、今回はポンプの故障なのでフィルターごと交換しました。


リコール対応もたまに行います。
最近多いリコールはCR-Vのシフトレバーノブのリコールです。
シフトレバーのノブのみのリコール
シフトレバーのノブの材質が熱と湿度により破損しギヤをセレクトするのが困難になるおそれがあります。
左が取り出した物、中央と右の物がリコールで交換する物
左が取り出した物、右が交換する物
ノブ単体で見比べてみたのですが、違いが全く分かりませんでした。

左が交換する物、右が取り出した物
しかし、スプリングを比べてみたら交換品は元のスプリングより柔らかかったです。
材質を変え、スプリングを柔らかくし破損を防ぐのだと考察します。



プライベートについてですが、
今月は両親が日本から観光に来てくれたのでメルボルン市内やフィリップ島へ連れて行きました。
クイーンビクトリアマーケットのサタデーマーケット

オージー風お茶漬け

フィリップ島のワイルドライフパークで動物達とのふれあい

アジア観光客に人気のブライトンビーチ
満足してくれたのでうれしかったです。




それではまた来月お会いしましょう!